街頭宣伝行動
いつ:2005年1月8日(日)
どこで:千葉市中央区
呼びかけ:ちば・いちはら連絡会
リポーター: M.T.さん
 今年初めの街頭宣伝行動をおこないました。寒い中を4人の人が参加し,教育基本法改悪反対署名を110筆余り集めることができ,さい先の良いスタートとなりました。これが「ご祝儀相場」に終わらないことを祈ります。

 Kさんは1時間ちょっとで40筆弱集まり,それぞれが手応えを感じる署名集めでした。声をかけた2〜3割の人がやってくれるという感じで,また良いときには連続してやってくれるという状況でした。
 しかし,この日は寒い日で途中一人抜け二人抜けで終盤は一人の活動になり,私も最後は予定の終了時間前に切り上げることにしました。
街頭宣伝行動
− 教育基本法改悪反対! 私のやりかた −

いつ:2005年1月29日(土)
どこで:千葉市中央区
呼びかけ:ちば・いちはら連絡会
リポーター: 管理人
 金・力・地位・名誉などナーンにもない私たち。政府・与党・財界の「金と力任せ」のマスメディア支配に日ごろ本当に悔しい思いをしている。街を行く人々に少しでも教育基本法「改正」の本当の「意図」を知って貰いたいとの思いで街角に立ちました。

 当会作成のチラシと日教組のパンフ(「教育基本法がめざす教育の実現を!」)の一部を使ったものの2種類を持って信号待ちの人に個別に話し掛けました。
短時間なので、三浦朱門氏(作家、教育課程審議会前会長)と西村眞悟氏(民主党衆院議員)の発言(注)を紹介する事にしています。現に改悪の先取りとして行われている教育が、OECDの学力調査で、全般的な学力の低下と共に生徒間の学力格差の広りとして如実に現れている実態を訴えました。そして、それが社会的には所得格差の拡大に結びつき、更に世代間で再生産されること(ニート、不安定雇用など)を生活実感に結びつくように話しています。

 3人の女子中学生は、教育基本法8条(政治教育)の説明(「自分たちのことは、自分で決めて、学校を良くしていこうよ!」)を見るなり、「ムリ、ムリ」と応じてきました。また、「親もねー」、「先生も忙しくて私たちの方を見ていない」とも語ってくれました。
 文科省の主導する現在の教育がいかに教育基本法をないがしろにしているか、また、強いもの勝ちの社会のあり方が親や教師を疲れさせ、それがいかに子ども傷つけているかを生の言葉で訴えられました。

 マスメディアのような圧倒的な力はないけれど、一人ひとりに考えてもらうためのダイレクトな情報伝達として、小さな対話を続けてみようと思います。

(注)
 三浦朱門氏(作家、教育課程審議会前会長)の発言から
 「落こぼれの底辺をあげることばかりに注いできた労力を、できる者を限りなく伸ばすことに振り向ける。百人に一人でいい、やがて彼らが国を引っ張っていきます。限りなくできない非才、無才には、せめて実直な精神だけを養ってもらえればいい

 西村眞悟氏(民主党衆院議員)の発言から(2004年2月)
 「(教育改革の目的はー)お国のために命を投げ出しても構わない日本人を生出す、お国のために命をささげた人があって、今ここに祖国があるということを子供たちに教える、これにつきる」
 「お国のために命を投げ出すことをいとわない機構、つまり国民の軍隊が明確に意識されなければならない。この国の中で国民教育が復活していくだろう」

有事法制反対! イラク多国籍軍派兵反対!
世界の戦争に反対する仲間たちと!


  <2005年1月の行動の記録 >